ITEM GUIDEアイテムガイド

  • 上絵付加工

    手描きによる個性と色鮮やかな表現が魅力の反面、下絵付けに比べると耐久性が低く、強くこすると上絵が落ちてしまうことがございますので、やわらかなスポンジでやさしく洗ってください。食洗機は絵具がはがれたり、薄くなる場合がございます。

  • 金彩加工

    食洗機&電子レンジのご使用は不可です。強く擦ったりぶつけることで絵付けがはがれる場合がございますので、取り扱いに注意していただき、ご使用後は柔らかいスポンジで洗ってください。塩素系の洗剤は黒く変色することがございます。

  • 無釉

    釉薬がかかっていない部分に若干の吸水性があり、汚れが付きやすくなります。ご使用前には汚れをつきにくくするためにも、目止めをおすすめします。カビやシミの原因になるため、しっかり乾かしてから保管するようにしてください。

  • 金属系釉薬

    お酢やレモンの酸に反応して変色することがございます。また、水道水の塩素やカルキの成分が水染みの原因になる場合がございます。料理を盛り付ける前に水に濡らし、ご使用後はすぐに洗って軽く拭き、自然乾燥させることをおすすめします。

  • 貫入かんにゅう

    土と釉薬の収縮率の違いを利用し、釉薬表面に細かなヒビ模様を施す装飾技法です。割れや不良ではありませんのでご安心ください。目止めを行うことで、食品の色やニオイがヒビ模様の溝にうつるのをある程度防ぐことができます。

  • マット釉

    傷や汚れがつきやすい特徴がございます。購入商品が(緩衝材の新聞紙のインク等で)汚れていた場合は、消しゴムや食器用洗剤、目の細かなサンドペーパー等で様子をみながらこすると取ることができます。金属カトラリーによる跡(メタルマーク)はとれません。

  • 赤土/黒土

    磁器は素地の色が白い特徴がありますが、黒土や赤土を使用した商品の場合は画像のように色があります。磁器土は石由来のためほとんど吸水性がありませんが、赤土や黒土は若干の吸水性があることから、磁器土の商品に比べて若干強度が落ちる特徴がございます。そのため、電子レンジは控えめでのご使用をおすすめします。また、ご使用前に目止めを行うと、食品の色やニオイがヒビ模様の溝にうつるのをある程度防ぐことができ、風合いを保っていただけます。

  • 漆塗装

    極度の乾燥や湿度、急激な温度変化は変形や剝れの原因になりますので、電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。ご使用後は水につけたままにしたり、水分のあるものを入れたまま保管せず、中性洗剤とやわらかいスポンジで洗い、柔らかい布で拭いて水分を取り、強い直射日光に当たらない場所で保管してください。ごくまれに漆でかぶれることがありますので、万一異常を感じたときはご使用を控えていただき、専門医にご相談ください。

目止めの方法

無釉により素地のある商品や赤土・黒土、貫入商品には、目止めがおすすめです。
米のとぎ汁などで表面をコーティングすることで、シミやニオイ移りをある程度防ぐことができます。

  • 器が収まるサイズの鍋に
    米のとぎ汁と器を入れる

  • 弱火で約20分加熱する
    ※沸騰NG

  • 半日ほど自然冷却する
    (漬け置き)

  • 食器用洗剤で
    しっかり洗う

  • よく拭いて
    自然乾燥する

鍋に米のとぎ汁と器を入れ、弱火でゆっくり加熱し、沸騰する少し手前で20分ほど加熱してください。火を止め、そのまま半日ほど浸け置きし、冷めたら器を取り出してよく洗います。乾いた布で拭き、自然乾燥したらおしまいです。米のとぎ汁の代わりに片栗粉を溶かした水でも代用可能です。 ※完全にシミやニオイ移りを防ぐことはできません。 ※火加減が強すぎると、鍋や器同士の衝突による割れや欠け、ヒビの原因になります。
(器をふきんやキッチンペーパーで包むと安心です)